かんぴょう豆知識
かんぴょう作り
夕顔畑
畑では、夕顔以外の植物もいっしょに育てられています。それは、長ネギです。虫よけの効果があるそうです。また、夕顔の収穫時に土が付かないように、わらが敷かれています。夕顔の収穫
大玉すいかほどの大きさで、6kg~7kgほどに実ったものを収穫します。一日収穫が遅れると一晩で一回りも大きくなります。かんぴょう剥き
産地では、現在は動力式の機械で剝いています。時 代 | 道具 | 剥 き 方 |
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江 戸 | 包丁 | ふくべを輪切りにして剥いていた。 |
大 正 | 手かんな | 現在でも家庭で使われている皮引き器の先端部を切り取ったような器具でまず、輪切りにしたふくべの中心の綿の部分をくり抜き、果肉の内壁に手かんなの刃をあてて、もう一方の手で実を回しながら経状に剥いた。 |
大正後期 | 手回し器 | 輪切りにした実を回転させながら、外側から剥いていく |
昭和初期 | 手回し式、丸剥き機 | あらかじめ皮引で外皮を除いておいたふくべの中心に、鉄の心棒を差し込み機械に取り付けた後、備え付けのかんなを上下させて、手回しによりふくべを回転させて剥く。 |
昭和5年 | 足踏み式 | 上に同じ、足踏みでふくべを回転させて剥く。 |
昭和30年 | 動力式、丸剥き機 | 動力でふくべを回転させて剥く。 |